シクラメンといえば、冬の女王とも言われるほど
冬の室内を彩る花の代表格です。
花の形状から和名はカガリビバナとも呼ばれる、シクラメン。
シクラメンは寒さに弱く、冬は室内で管理しますが
ガーデンシクラメンは、原種のシクラメンを元に作られた
屋外で冬越しできる品種です。
花の種類も多く、花を長く楽しめ、
寒い冬の庭を温かく彩ります。
そんなガーデンシクラメンの育て方をご紹介します。
・ガーデンシクラメンの植え替えが必要かどうかわかる。
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ガーデンシクラメンの基本情報
分類:球根植物
原産地:地中海沿岸開花時期:10月〜3月
花色:白、ピンク、赤、複色植え替え時期:10月〜11月
肥料:9月〜5月耐寒性:やや強い
耐暑性:やや弱い
ガーデンシクラメンの購入時期
9月を過ぎると、園芸店やホームセンターの園芸コーナーで販売されます。
近年10月に入っても暑い日があり、暑さに弱いガーデンシクラメンの管理は大変です。
個人的には、涼しくなってから購入するのがおすすめです。
良いガーデンシクラメンの選び方
①葉の枚数が多い
葉の数だけ花が咲くと言われています
②根元がきれい
根元の葉が枯れてカビたりしていないか、購入前にチェックしましょう
③全体的に元気そう
苗を手に取り、葉がしおれていたり、花芽が枯れていたりしないかどうか確認しましょう
ガーデンシクラメンの植え付け
球根を隠さないように植える
ガーデンシクラメンの苗を買ってきたら、
一回り大きな鉢に植え替えましょう。
ガーデンシクラメンは球根植物であるため、
苗の足元は球根が見えている状態です。
植え付ける時は深く植えず、
苗が土の表面より少し高くなるように、浅植えにしましょう。
土は、市販の草花用培養土がおすすめです。
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ガーデンシクラメンの置き場所
ガーデンシクラメンは、日当たりのよい場所を好みます。
植え付け後から春先までは日当たりのよい屋外に置きます。
寒さには強い方ですが、強い寒さや霜があたる場所は避けたほうが無難です。
寒冷地の場合は、夜は室内に取り込むと安心でしょう。
ガーデンシクラメンの水やり
土の表面が乾いたら、水やりのタイミングです。
中心部の球根に水をかけないように与えましょう。
理由は、球根に水をかけると、腐る可能性があるためです。
「上からザーッと水やりをしていて、毎年枯らす」と聞いたことがあります。
また、土が湿った状態で毎日水やりをする場合も、
球根が腐る原因になるため避けましょう。
ガーデンシクラメンの肥料について
植え付け時に肥料分の入った培養土を使った場合は、
肥料過多になるため、植え付け後2週間は肥料を与えないようにしましょう。
ガーデンシクラメンは肥料を好みます。
10日から2週間に1回程度、ハイポネックス等液体肥料を与えましょう。
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春以降は休眠時期へ向かうので、肥料を減らし、休眠する夏は肥料を与えないようにしましょう。
ガーデンシクラメンの夏越しについて
5月頃になると葉が枯れ始め、
夏は完全に葉がなくなります。
夏越しさせるためには、風通しがよく、雨があたらない涼しい場所で管理しましょう。
2024年の夏越しの状況について
2023年秋に購入したガーデンシクラメンは
ビオラ、プラチーナ、ヒューケラと共に寄せ植えにしました。
ガーデンシクラメンの葉が枯れて、ビオラが枯れ、
夏場もプラチーナとヒューケラの水やりを続けていました。
すると、10月になってガーデンシクラメンの葉が芽吹きました。
私の周辺では強いと言われている、赤いガーデンシクラメンです。
こんな夏越しの仕方もあるのだなと、
芽吹いてくれたガーデンシクラメンに感謝しています。
あまり気負わず、夏越しにチャレンジしてみてくださいね!
夏越し後の植え替えについて
新しい用土のほうが元気に育つので、植え替えをおすすめします。
根鉢より一回り大きな鉢へ植え替えましょう。
植え替えない場合は、花数が少なくなる可能性がありますが、
枯れたりすることはありません。
まとめ
・多湿が苦手なので、水のやり過ぎに注意する。
・夏越しは気負わずやってみる。
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