寒い頃から初夏まで、
園芸店で見かけることが多い花、マーガレット。
ストロベリーホイップという
かわいい名前のマーガレットに出会い、
育ててみることにしました。
園芸店で働いていたので、
いつも手入れをしていたのですが、
自分で育てるのは初めてです。
春、水切れを起こすイメージがあり、
「水やり少な目管理」を好む私に、
育てるのは難しいのかな・・と、
なんとなく敬遠していたのかもしれません。
そこで、マーガレットの育て方をまとめてみました。
今回、育て方をまとめたことで、
水切れの原因もわかりました。
・マーガレットの植え替え時期がわかる。
・マーガレットの切り戻しについてわかる。
Contents
マーガレットの基本情報
キク科・キク属
常緑性 多年草
原産地:スペイン領カナリア諸島
開花時期:11月〜5月
耐寒性:弱い
耐暑性:弱い
・庭植えでも鉢植えでも楽しめる植物です。
マーガレットの開花時期
マーガレットの開花時期は、11月から5月で、
秋から春です。
花の少ない冬の時期も花を咲かせてくれるのは嬉しいですね。
マーガレットの置き場所
春と秋は、日当たりのよい屋外で管理
4月から11月は日当たりのよい屋外に置きます。
高温多湿が苦手なので、梅雨の時期は雨に当てないようにします。
梅雨明けから8月は半日陰に置いて、涼しく過ごせるようにしましょう。
冬は、冷たい風が当たらない場所で管理
耐寒性が弱いため、寒風の当たらない場所で管理します。
暖かい場所で、霜よけを行えば、
冬も外で管理することができます。
マーガレットの水やり
秋から春は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
夏は、水切れしない程度に、乾かし気味にしましょう。
冬場も、土の表面が乾いたら水やりしますが、
水のやり過ぎにならないように注意しましょう。
マーガレットの植え替え
根詰まりを起こしやすいので、毎年植え替えましょう。
購入したらすぐ植え替えを
購入したばかりの苗は、根詰まりを起こしている可能性が高いです。
そのため、お店で売られているマーガレットは、水切れしやすくなっています。
すぐ一回り大きな鉢に植え替えましょう。
植え替えの適期は、3月〜6月と9月〜10月です。
根鉢を1/3ぐらいほぐして植え替えますが、
植え替えの適期以外に植え替える場合は、
根鉢を崩さず植え替えましょう。
用土について
マーガレットは、高温多湿を嫌います。
夏越しさせるために、水はけのよい用土で植えつけましょう。
また、酸性土を嫌うので、用土に苦土石灰を混ぜて酸度を中和しましょう。
赤玉土小粒、腐葉土、酸度調整済みピートモスを5:3:2で混ぜ、
1リットルあたり苦土石灰1gを混ぜるとよいでしょう。
ピートモスに注意
無調整のピートモスを混ぜると、用土は酸性に傾きます。
その為、ピートモスは必ず酸度調整済みのものを使用しましょう。
*酸度調整済みとは、ピートモスに石灰を混ぜて
酸性度をph6.0程度に調整したものを示します。
草花用培養土でトライしてみても
私は、草花用培養土に赤玉土(小粒)を3:1で混ぜて、植え替えました。
調子は良さそうなので、ひとまず私はこの方法で育ててみます。
マーガレットに肥料を施すタイミング
植えつけ時には用土に元肥を混ぜましょう。
リン酸分の多い緩効性肥料がおすすめです。
・元肥におすすめ
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春と秋に置き肥として緩効性肥料を施し、
気温の低い11月から4月はすぐに吸収される液体肥料を施します。
生育の止まる夏は肥料を施しません。
マーガレットの夏越し
夏の間はほとんど成長しません。
肥料は施さず風通しのよい涼しい場所に置きましょう。
過湿を嫌うので、雨には当てないようにしましょう。
マーガレットの切り戻し
切り戻し作業の適期は、3月から6月と、9月から10月です。
各枝に緑色の元気な葉が残るように切り戻します。
葉を残さずに切り戻すと、
枯れてしまう場合もあるので、注意しましょう。
梅雨前までに切り戻しを
高温多湿が苦手なマーガレット。
次々と花芽が出るので、
切り戻すのが気の毒に感じますね。
しかし、葉が茂った状態だと、
蒸れて葉が枯れ、見栄えが悪くなります。
思い切って剪定しましょう。
風通しがよい状態になればOKです。
まとめ
・高温多湿が苦手なので、梅雨の時期は雨に当てない。
・夏に風通しよく過ごすため、夏になる前に切り戻しを行う。
マーガレット ストロベリーホイップが気になる方はこちら
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