11月になると、園芸店にはポインセチアが並びます。
ポインセチアといえば、クリスマスに飾る鉢物を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
赤や白に色づいた部分は花と思われがちですが、苞(ほう)と呼ばれ、
花は苞の中心にある部分を指します。
木なので、来年も赤い苞を楽しみたいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
来年も赤い苞を楽しむには、ひとまずこの冬上手に育てて、夏越しさせる必要があります。
ひと手間かかりますが、短日処理をすれば来年も赤い苞を楽しむことが出来ます。
Contents
ポインセチアの冬越しについて
寒さに弱く、暑さにもやや弱い。
寒い時期に花が咲くので、寒さに強いと勘違いされがちですが、
寒さは苦手。寒い時期は外に置くことは避けましょう。
10℃以上を保てる場所で管理します。
冬場の水やりは午前中に。
加湿はポインセチアが枯れる原因に。
鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷり水やりをします。
夜間は水をあまり吸わないので、午後からの水やりは根腐れの原因になります。
午前中に水やりをしましょう。
肥料
冬は2か月に1度、緩効性の固形肥料を与えます。
枯れた花や葉はこまめに取る
枯れた花や葉はこまめに取りましょう。
無事冬を越せた後の管理方法
暖かくなってきたら、いよいよ次の冬に向けての作業です。
水やり
生育期間(4月~10月)は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
剪定
4月から5月頃に行います。
そのままにしておくと、株の上のほうからだけ新芽が出て、足元がさみしくなります。
半分ぐらいの丈に切りましょう。
1/3程度の丈に切ると、コンパクトな株になります。
暑さにもやや弱い。
30℃を超える場所では枯れる可能性があります。
夏場は涼しい場所で管理しましょう。
肥料
1か月に1度、緩効性の固形肥料を与えます。
枯れた花や葉はこまめに取る
枯れた花や葉はこまめに取りましょう。
赤い苞を楽しむためには
夏越し出来たら、短日処理を行いましょう。
短日処理の時期と方法は?
・1日12時間以上暗室に置きます。
・9月から11月に行います。
・夕方6時くらいから翌朝9時ごろまで、段ボール箱などをかぶせて完全に暗くしましょう。
昼間はしっかりと日に当てます。
苞が完全に色づくまで処理を続け、1日も欠かさないようにしましょう。
外にポインセチアを飾るのはNG
冬の寒空の下、玄関ポーチにポインセチアを飾ると、枯れます(T^T)。
耐寒気温が10℃くらいだからです。
外にクリスマスカラーの植物を飾りたい時のおすすめは?
ポインセチアの代わりに、
寒さに強いコニファーや、彩り豊かなガーデンシクラメンを飾ると、
冬の玄関周りが温かい雰囲気になります(^^)
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ポインセチアは室内で楽しみましょう!
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