今年も冬将軍がやってきました。
冬の懸念事項といえば、植物の冬越しです。
特に、多肉植物は昨年多数凍らせた経験から、
今年は(なるべく)凍らせないぞ!
と心に決めています。
(半ば弱気)(;´∀`)
-
多肉植物は凍る。多肉植物の冬越しを考える。
凍った銘月 2020年の年末から2021年の年始にかけての寒波で、 簡易温室に入れていた多肉植物が凍りました。 どんな多肉植物が凍ったのか。 なぜ凍ったのか。 どうすれば凍らずに済んだのか。 検証した ...
昨年のことを教訓に、多肉植物を凍らせない対策を試みています。
Contents
そもそも、なぜ多肉植物は凍るのか?
多肉植物は、体内に水分をたっぷり蓄えた植物です。
身体の中は水なので、0℃以下になれば凍ります。
昨年の失敗で、一番印象に残っていたのは、
「種類によって耐寒性に違いがある」ということ。
それを踏まえて、寒くなる前から少しずつ凍結予防対策を始めました。
地域差があります
今回ご紹介する策は、あくまで一例です。
私が住んでいる瀬戸内地方は温暖で、めったに雪は降りません。
日中の最高気温が5℃を下回ることは稀ですが、
風が強くて耐寒気温は低めです。
これらを踏まえてご参考くださるとありがたいです(*´ω`*)。
講じた凍結防止策4つとは?
対策1:寒さに弱いものから室内に取り込む。
カランコエ属は寒さに弱いため、
最低気温が10℃を下回る頃から室内に取り込みました。
結果として、徒長したり色が薄くなったりしていますが、
凍って復活しないことを想定すれば、それも我慢できます。
対策2:大きい簡易温室を拠点に、多肉植物を集結。
昨年は軒下に簡易温室を設置し、バラバラと管理していました。
今年は外壁工事があり、避難させる必要があったため、
10月末に大きめの簡易温室を設置。
その周りに小型物置や他の簡易温室も集結。
大きめの簡易温室内は、日が照ると非常に暖かく、湿度も保たれています。
そのおかげなのか、特に保温をしなくても元気に過ごしています。
対策3:新聞紙を布団にする。
昨年から使っている3段の簡易温室。
最低気温が0℃を下回る夜は、新聞紙をかけて保温しています。
・・気分的なものかもしれませんが・・(;´∀`)
対策4:全種類室内に取り込む
全ての鉢を取り込むのは無理なので、
全種類1鉢ずつでも取り込むことにしました。
仮に凍って復活できなくても、
春には残っている個体から子を増やすことが出来ます。
つまり、「保険株を取り込んでおいた」ということです。
今のところ大規模な被害はなし
一部セダムが枯れていたものの、
目立った被害は出ていません。
昨年1月より、今年の1月の気温は高めであるおかげかもしれませんが・・
「凍らせてしまった昨年より、多肉管理のスキルが上がった!」と、
自分をたたえています^^。
試しにやってみるのも大切
昨年多数の多肉植物を凍らせたからこそ、
今年は試行錯誤することができています。
枯らしてしまった植物から、学ぶことは大きい。
失敗を恐れずに、やってみることですね。
【まとめ】(多肉植物の凍結を防ぐためにやったこと)
・耐寒性の弱いものは早い時期から室内に取り込む。
・大きめの簡易温室を設置。多肉植物を1か所に集結。
・防寒で新聞紙を被せる。
・全ての鉢ではなく、保険株を室内に取り込み、春を待つ。
人気ブログランキングに参加しています。クリックを頂けると、励みになります^^。