育て方

踊り葉牡丹とは?2年目の葉牡丹を育ててみよう!

2021年12月、小さいサイズの葉牡丹を4株(赤2株、白2株)購入し、
お正月の寄せ植えを制作しました。

春には花を咲かせ、枝分かれした茎も出てきました。

そして、
園芸店のレジで、
お客さんから言われた一言を思い出しました。

「この葉牡丹は、2年目からがいいのよ。
踊り葉牡丹にするの♪」

・・この葉牡丹も、踊り葉牡丹にできるかもしれない。

初めて、踊り葉牡丹を作る挑戦をすることにしました。

暮らしに花をタスことで、タスかる人や花を増やしたい【花の定期便(タスハナ)】



 

踊り葉牡丹とは?

1株の葉牡丹から茎が枝分かれし、
複数の葉牡丹をつけたものです。

踊り葉牡丹になるのは、栽培2年目からです。
そのためには、まず葉牡丹を無事育てなければなりません。

 

葉牡丹の基本情報

アブラナ科・アブラナ属
原産地:ヨーロッパ
耐寒性:普通
耐暑性:強い

 

置き場所

日当たりの良い場所で管理します。
きれいな状態で楽しむために、
北風や強い霜を避けましょう。

用土

肥料が配合されている、
市販の園芸用土で植え付けると簡単です。
肥料分の少ない用土の場合は、
リン酸分の多い緩効性肥料を元肥として混ぜましょう。

元肥にはリン酸分の多いマグァンプがおすすめです。

 

 

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷり与えます。
地植えの場合は、水やり不要です。

肥料

5月から8月に緩効性肥料を与えましょう。
鉢植えの場合は、10月上旬に液体肥料を与えましょう。

液体肥料には、バランスがちょうどいいので、
ハイポネックスがおすすめです。

 

虫の食害に遭います

夏場は、葉をアオムシやバッタに食べられます。
そのたびに芽がなくなります。

 

踊り葉牡丹作りのために気を付けたこと


 

・水切れさせない。

暑さに強いのですが、水切れすると枯れます。
特に夏場は注意しましょう。
 

・夏越しに注力する。

踊り葉牡丹を見るためには、夏の暑さに耐えなければなりません。
暑さには強いので、夏場もしっかり日の光に当てて、
水切れを起こさないように管理しましょう。
 

・もうダメかもと思っても、あきらめない。

葉を虫に食べられても、
茎と根がしっかりしていれば、
成長期には新芽がでます。
秋を過ぎると、食害は落ち着いて、
きれいな葉の生長が見られます。
 

我が家の葉牡丹の変遷


 

2021年 秋

お正月用の寄せ植えとして、
ミニハボタンを
他の花苗と一緒に植えました。
 

2022年4月

ハボタンの花が咲き始めました。
初めの頃は、花茎が伸びて蕾ができたら、
花を咲かせる前に切っていたのですが、
花を咲かせても大丈夫との記事を見つけ、
花を咲かせて愛でてから、
一番下の蕾がついている下あたりを切っていました。
 

2022年8月~10月上旬

アオムシとバッタに、葉を全部食べられました。
小さい芽が出ては、枯れていきました。
でも、茎はしっかりしていて、元気でした。
4株中3株が夏を越し、
10月中旬からは葉が大きくなってきました。
 

2023年1月

茎の一部がしっかりして、複数の小さなハボタンができました。
ハボタンも根元からは、新しいハボタンが伸びています。
これらを、来年の1月に踊り葉牡丹にしたいところです。
 

手間をかけずに育てた踊り葉牡丹

ネットで多数踊り葉牡丹の画像が見られ、
それらには劣りますが、
2年目の葉ボタンを愛でることができたという
自信になりました。

水切れと肥え不足に気を遣った以外は、
あまり手間をかけずに
この姿を楽しむことができています。

ミニハボタン達に感謝です。
 

お正月が終わったら入手できない?

不運にも年末に売れ残ったハボタンは、
年明けに園芸店で、
見切り品として売られていることがあります。
踊り葉牡丹に興味を持った方は、
ぜひ購入して育ててみてください。

 

種まきで育てる方法もある

ハボタンの種をまいて育てる方法もあります。
種まきは、7月、8月です。
踊り葉牡丹が楽しめるのは、翌年の秋以降です。
種から育てると、1年4か月程度かかるかもしれませんね。
自分の育てた踊りハボタンが、より愛おしく思えそうです。

 

 

まとめ

・踊り葉牡丹にするには、夏越しが重要。
・葉を虫に食べられるが、あきらめなければ、踊り葉牡丹になる可能性が高い。
・水切れと肥え不足に注意しよう。

 

人気ブログランキングに参加しています。クリックを頂けると、励みになります^^。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 花・園芸ブログへ
にほんブログ村

商品の紹介について

※ 当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。

-育て方